林業副産物をリサイクル活用した土壌改良材(概要)

「ひむかバーク」開発の経緯を紹介します。

宮崎県の地域特性

* 林業 素材生産日本一 (全体の13% 2位熊本 3位大分)→副産物である樹皮も多い

樹皮 入り口 状況

* 宮崎県の素材生産量(県外、国外へ一部流失) 1,088千立方メートル/年
* 宮崎県の素材需要量   979千立方メートル/年

→樹皮発生量 176千立方メートル/年 
 ※算出根拠=原木1立方メートルに対し皮0.18立方メートル

樹皮 出口 状況

* 樹皮バークの用途
  • 堆肥用 52%
  • 産業廃棄物業者(ほとんど焼却) 14%
  • その他 34%
    家畜敷料
    焼却(市場工場内で)

選択肢

* 選択可能な複数の解決案
  1. バイオマスエネルギー ・・・現在、各社が技術開発途上
  2. バーク堆肥 ・・・既存の普及している技術
  3. 土壌改良材 ・・・潜在技術の活用
各解決案の長所と短所
処理方法 長所 短所
バイオマスエネルギー 市場は大きい
成長性もあり
コスト高
大規模設備要
バーク堆肥 認知度高い 競合製品多い
(化成肥料 他)
土壌改良材 既存の知見(土木)が活かせる 認知度が低い

事業概要

・スギ樹皮を粉砕特殊加工し、土壌改良材を生産販売する。

成果1 法面

成果2 グラウンド

* 県内自治体で 工事で5件 施工
台風直後 翌日(透水性に優れる)

環境効果

1.ゼロエミッション

林業廃棄物を建設資材へリサイクル活用することで、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ構想)へ貢献。

2.自然へやさしい

天然素材の自然への還元。
自然の恵みから生まれたものを、再生良質土壌として 再び自然へ還元。

樹皮リサイクル 技術

樹皮を羽毛状に粉砕加工して、土壌改良材としてリサイクル。
スギ・ヒノキ樹皮の特性
1)腐れにくい
2)抗菌性がある
3)繊維状に加工できる

樹皮の繊維加工品の品質的特徴

  1. 透水性と保水性のバランスに優れる。
    ・降雨後、早く使用できる
    ・保水性があり、埃が立ちにくい
  2. 適度なクッション性の確保

産学共同研究体

「産・学」連携体

宮崎日日新聞での紹介

* このうち環境森林部では05年度、樹皮の加工品を土に混ぜて使う工法の試験施工が決まった。民間企業が開発し、10ヵ所以上で試みる。(写真赤枠部)