森林産業の問題点

林産業の現状問題

 宮崎は、国土の約76%が森林におおわれ、現在、スギの素材生産量は、平成3年から13年連続日本一となっております。しかし、外材や他県との競争も激しくなり、今後の林業の発展のためには、経営基盤を強化していく必要があります。

 この基幹産業である森林業は、木材生産過程で発生するスギ皮等の樹皮の処理問題を抱えています。現在、木材工場等で発生する樹皮は、産業廃棄物として扱われています。そのため、産業廃棄物の処理費、さらには、新規処分税制度も施行され、環境面だけでなく経済性の面からも林産業にとってマイナス効果となっています。
現在樹皮は、産廃処分物の他は焼却燃料、炭化加工、バーク材等に利用されていますが、

  1. 加熱温度が低い
  2. バーク加工出荷まで時間を要する
  3. 設備投資が必要
  4. 加工材の製品販売体制
  5. 工場付近の環境問題

等再利用においても諸問題を生じております。

 特に、平成14年12月より、ダイオキシンに適合した焼却炉しか使えなくなりほとんどの工場が焼却炉を廃棄し、バーク処理に切替えたため、供給過剰となり新しい需要開発が望まれています。

 そこで当社は、地元同業者、材料生産業者、専業者が一体となり森林樹皮の再利用技術工法の開発に努めてまいりました。本工法は、法面緑化、グランド舗装を主体とした木材樹皮を利用した技術であり、上記の林産問題の軽減を図るとともに、従来工法からの技術発展を担っています。