大会の模様が宮崎日日新聞に掲載されました

「地域循環ネットひむか」第一回大会の模様が2004年10月22日の宮崎日日新聞に掲載されました。
以下が掲載された記事です。

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林産廃棄物使い混合土

内山建設技術導入 新ビジネス展開へ

 スギ皮などの林産廃棄物を建設業で利用しようと、内山建設(日向市、内山雅仁社長)が中心となって任意団体「地域循環ネットひむか」を発足させた。メンバーは森林組合や大学研究者ら十六人。産学連携で新技術を開発し、林業と建設業が連動した新たなビジネスモデルづくりを目指す。

 県内の製材工場で出るスギやヒノキなどの樹脂は年間十八万立方メートル。家畜の敷きわらなどバーク材として利用されているが、再利用率はまだ低いという。

 議論の出発点となるのは、内山建設が導入予定の特許技術。樹皮を繊維状にして真砂土と混合させ土を使う工法だ。同社は日向市のグラウンドや林道のり面で試験的に施工し、効果を確認している。
この混合土は排水性が高いのが特徴。樹皮繊維が土をつかまえるので、グラウンドでほこりが立ちにくい。のり面では混合土を使用していない部分と比較して、植物の生育が良かったという。

 宮崎市の宮崎観光ホテルで七日に第一回の会合を開催いた。十六人が参加し、「入り口(原料の確保)と出口(売り込み先)が大事」「出口が公共事業だけでは厳しいのでは」「屋上緑化土壌や水分調整材に利用できないか」などの意見が出された。

 会合は年三回開催。具体的なプロジェクトを立ち上げ、議論を進める。十一月中にはホームページを開設し、情報収集、発信する考えだ。

 施工技術の体系化に当たっては、九州経済産業局の新連携対策委託事業に、工事の普及については、国土交通省の企業連携・新分野進出モデル事業に採択された。

 内山社長は「皆さんの知恵と力を借りて、林業の活性化を建設業を通じてやりたい」と意気込んでいる。